後天時代における祝福家庭の使命

時代は完全に新しい局面に入っています
原理の数理性から見ても21世紀は完成数を表示しています。
一見すると世界の情勢は混沌としていますが
それは方向性が定まらない人々が右往左往しているからにすぎません。


その究極的な原因は神の摂理の内的中心であるべき祝福家庭が
内的刷新を受けていることに気がついておらず、
新しい時代が来ているにも関わらず
旧態前とした組織の在り方から抜け出ることが出来ない
従属の群れになってしまっているからです。


主体意識のない統一の群れがどうして新しい時代の社会や世界を
指導することができるのでしょうか。
この世の経済や政治の前線で活躍している人たちは
実は原理的に生きている人がたくさんいるのです。
「為に生きる」思想は神の原理であって統一グループのものではありません。
もう一度原点に戻って原理の本質を見つめるべき時が「今」なのではないのでしょうか。


蕩減復帰の中心は四位基台の完成にありました。
四位基台は神を中心とした夫婦とその実りである子女を通して
完成するようになっています。
真の父母の使命は真の子女を産むだけではなく
子女の完成を持って初めて真の父母の位置に立てるのです。


その根本的な力が真の愛ということです。
真の家庭の中でその闘いがあったことは誰もが知るところです。
まさに血みどろの闘いによって数多くの子女様達が犠牲になって来ました。


サタンは一番中心を狙うのがやり方です。
残された子女様方の中でそれでは誰が真の愛を完成したのか
あるいは完成しつつあるのかを全世界の祝福家庭ははっきりと見なければなりません。
それが長子権の復帰なのです。
この長子権の確立は全世界の祝福家庭の一人一人の使命でもあるのです。


真の家庭の中で誰が一番、分断している家庭に対して責任を持とうしているのか
怨讐をも超える愛を抱いて真の家庭を本来の姿に戻そうと努力しているのは
一体誰なのか。
文先生の世界復帰と言う使命を真剣に継承しているのは誰なのか。
こうした事実を祝福家庭の一人一人が自分の目で明確に見る必要があるのです。


祝福は受けて終わりではなく出発なのです。
それが氏族メシア活動が必要とされる真意なのでしょう。
その活動の中で最も貴重視するのは「み言葉」であって
組織の長の言葉に思考停止状態で従属することではないのです。
時代はすでに後天時代に入っているのです。


歴史を通した神の摂理の中心に何故、第一イスラエル、第二イスラエル
そして第三イスラエルという選民の基台が作られたのでしょうか。
それはその選民達の組織を守ることにあったのではなく、
あくまでも真のアダムを迎え真の家庭の完成の為の基台であったと言うことです。


その最後の闘いの長子を迎える完全なる家庭完成の時に
統一グループは長子を追い出してしまったのです。
「貴方もメシアになりなさい」というのはあくまでも勝利した
真の中心家庭の勝利圏を引き継ぎなさいということなのです。
人類史上初めて真の家庭の中で父母と子女の長子圏の継承がなされたことへの
原理的価値をもう一度しっかりと理解すべきでしょう。


その意味では今が最後の戦いの現場にあるということです。
世界の情勢はそのことを表示しています。
南北統一は単なる願望ではなく神とサタンの最後の一戦です。
統一グループの祝福家庭が真の愛を中心に
怨讐までも愛する条件を再び立てて一体化した時に
外的世界に大きな方向性を与えることができるでしょう。
北朝鮮や中国、香港や台湾の問題は真の愛を中心とした内的条件の奪い合いなのです。

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