祝福とは

「愛の前には神も屈服する。愛が先にあって
そこから神も人格神となった。人格とは愛のことを言うからである
祝福の本質とはこの愛の種を万人に芽つぎすることです」

神は愛である
愛は相手の中に入ることでもある
人間の食生活は動物や植物を体の中に入れることです
だから食事は最高の感謝と喜びで食するべきです
それら犠牲となった万物の生命を食べて生きているからです


これを供儀と言います
供儀とは神の中で一つになると言うことです
食物を食べると言うことは
人間という神の実体と万物が一つになるということだからです


子供は親の庇護のもとで育ちます
親の庇護とは親の愛の中に入っていると言うことです
愛には成長段階がありますが
愛は自分だけの世界から他者と分かち合うと言う段階に進むのですが
それが相手の心の中に入るということです


愛の対象をこうして家族から始まって友人に隣近所に
国や世界にまで拡大していくことが愛の本質的な流れです。


その最後の実りが人類を自分の中に入れていく事です
愛の種を対象世界に植えていくことが祝福を与えるということです
祝福は受けるもののように思っているのでしょうが
本来は祝福とは愛の種を対象に与え植えて行くものなのです

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