2021年2月のブログ記事

  • この運動はどこかに無理があったのです

    「みな底にちぢの光はうつれども昔の影は見えずぞありける」 水の底には、数限りない光は映っているが 光を与えた初期の姿は今は見ることも出来ない 理想は高ければ高いほど また高邁な教えであればあるほど 人間はその如くに生きることが出来ない自分の弱さに気が付くと 理想と現実の乖離の中でもがき苦しみます ... 続きをみる

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  • 刻石流水

    最後に残るものはその人がどのように生きたかです 大統領になる人もいれば、会社の社長に就く人もいます 有名人になって世の中の人気者になる職に就く人もいれば スポーツや音楽でスーパースターになる人もいます それぞれのご縁の中で今ある自分の立場を見つめた時 その自分の辿ってきた人生の軌跡に見えないものの... 続きをみる

  • あるがままの神

    「大地よ、これがあなたの願う処ではないのか、 目に見えぬものとして 我々の心の中に甦ることが? それがあなたの夢ではないのか、 いつか目に見えぬものになることが・・・ そうだ、大地よ! 目に見えぬものとして甦ることが! 形あるものが形無きものに転身することをあなたは我々に委託しているのだ 大地よ、... 続きをみる

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  • お母様はルーシェルよりも恐ろしい

    2008年は統一運動における劇的な転換の時でした それはメシアの使命とは何か?を改めて問いかけることでもあったのです 文師が失われた神の創造目的を元に戻すために 最も心を砕いたことは蕩減と言うことでした 神の本然の心情圏に入り込んだサタンの讒訴圏を如何に清算し元の状態に戻すか? この使命がメシアの... 続きをみる

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  • 天使とメッセージ物質

    生命は一つの受精卵から始まり細胞分裂によって 無数の精巧なネットワークを持つ人体が構成されていきます 人体は遺伝子の持つ暗号に沿って各臓器が造られ その際に、細胞の全てにあると言われるメッセージ物質が その人体の臓器を形成する主要な役割を果たします 人体生成の観点から考えればこのメッセージ物質が ... 続きをみる

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  • 言語統一の疑問点

    今の若者には分からない事件が50年前に起きた三島由紀夫の割腹自殺です 当時の社会情勢とりわけ全共闘世代には衝撃的なことでした 三島の文学や死に関することを論じた著作や論文は 今も途切れることなく世に送り出されていますが 自決の年に語った「無機的な、空っぽな、ニュートラルな、 中間色の、富裕な、抜け... 続きをみる

  • 樹木

    私にとっての訓読とは言葉の背後に生きる霊性との対話です 訓読会が多数の人との間で行われることも大切でしょうが 独りでの対話の醍醐味は格別だからです 青年期に読んだヘッセの「樹木」の詩をあらためて訓読すると 百年前のヘッセがそこにいるようで共感することしきりでした 以下私の拙訳です 「樹木」 樹木は... 続きをみる

  • 実体のメシアとは誰のことか?

    祝福の恩恵とは? 実体的メシアとは誰のことなのか? 文先生は何度も霊界の空気は愛だと言いました 空気が無ければ生きることが出来ないように 霊界は愛が無ければ生きることが出来ないといいます 神の本然の愛を「真の愛」と定義し この真の愛の相続を個人から天宙の霊界にまで繋げることを摂理と呼びました 真の... 続きをみる