神は韓国を離れようとしている その2

ローソク革命を成功させた韓国が主導する南北の統一によって
本当に神韓国天一国は実現するのでしょうか?


文在寅大統領は着実に韓国の内政を通して
自由主義と言うより社会主義国家体制へと
移行し始めているように見えます


共産主義思想は嘗てのような力による革命運動から
静かなる文化的社会主義運動として浸透し始めたのです
平和、人権、格差のない社会という美辞麗句を旗印に
左翼運動はその基盤を少しずつ拡大してきました


ローソク革命という一見平和な方法によって
国民の声を引き付け民主的革命政権が具体的に
韓国に誕生しました


その流れは積弊清算と称して過去の腐敗撲滅
格差のない社会というまさにキリスト教的な
人間の良心を刺激する言葉を弄しながら
着実に国民を誘導しています


内政に関しては司法、行政、国防と主要な部門に
社会主義政権を確固たるものにする為に
北朝鮮に親和的な左翼思想の人間を配置し
反対する者は次々と処罰しています


これまで自由と民主主義を国是にしてきた韓国にとっては
韓米日の連携こそが国家の基本的な生命線でした
ところが昨年の南北首脳会議をきっかけに北朝鮮に対して
それまでの敵対関係から民族の融和と統一を前面に打ち出し
国防白書からは敵国と記載されていた文章さえも削除してしまいました


又38度線を中心に軍事的な偵察飛行を取りやめ
南北で戦争終結を匂わせる板門店宣言を発表したのです


この南北会談は朝鮮半島をどのような方向に
誘導していこうとしているのでしょうか?


その隠された意図が少しずつ見えてきました


韓国と北朝鮮との社会主義的「高麗連邦構想」は日米韓の分断にあるのでしょう


既にその萌芽は日韓の様々な問題を通して始まっています
慰安婦合意の破棄、徴用工問題に対する理不尽な判決
旭日旗への嫌がらせ
そして極めつけはレーダー照射の説明にもならない
虚偽の繰り返えしを通して軍事的にも離反する動きが見えてきました


これの事象は革命政権特有の過去に対する条約や合意に対して
一方的に否定し都合の良い解釈をする特徴なのです


ロシア革命でもそれまでの国家間の条約や合意はいとも簡単に
革命政権の下で反故にされてしまいました


通常、外交の基本は諸外国との友好関係を維持するために
国家間の条約や合意が基本となるのですが
革命政権の様相を呈する韓国では同盟国アメリカさえも
疑心暗鬼になるような動きが始まっています


ここ数か月の動きは三月一日の韓国独立運動百周年に
結び付けて考えるとその意図がより鮮明に見えてきます


南北が一体となるためには一体化の目標と動機が必要となります
どうやら南北両国は共同で反日感情を醸成しその国民感情をばねに
南北の統一された民族主義政権を樹立する方向で一致しているように見えます


韓国人の国民統合の象徴は何かということを考えてみる時
民族を統合する中心が必要となってきます
韓国の民族感情を鼓舞するには「恨」という韓民族特有の情に訴えるのが
一番有効なのかもしれません


この民族の「恨」の情がどれ程強いかは
いったんその情の中に陥るといくら理性で説明しても
なかなか解ってもらえないということを今までに何度も経験しています


民族の離散、分裂を恨の感情で統合し
日本に対して民族解放の敵対感情を誘発する戦略は
まさに思い描いたような形で進展しているではありませんか


そのことは他の諸外国、とりわけ中国に対する対応にも見ることが出来ます
朝鮮戦争に対する侵略の苦言も賠償問題も一切要求したことがないからです


親日である人間に対しては犯罪者の烙印を押し
過去の保守政権の政策を綿密に調査してはその経緯を暴き
少しでも瑕疵があればそれにかかわった関係者は全員処罰する


その徹底ぶりは国家の安全保障を扱う
情報機関や国家機密を扱う人間たちも例外ではないようです


三月一日の独立運動の記念日を大々的に祝うために
文政権は今、着々とその準備を重ねています
各種民間団体も含めて対日本工作の布石を打っているかのようです


南北統一は単に核兵器の廃絶問題ではありません
現在進行している統一の本質は
社会主義思想を中心としての南北統一であり
自由主義国家の日本やアメリカと距離を置くことによって
地政学的には中国、北朝鮮、韓国が同じ社会主義陣営として
団結する可能性も考えられるようになってきました


神韓国の統一理想はもしかしたらとんでもない方向に展開し
朝鮮半島はまさに赤化される可能性も無きにしも非ずです


そうなれば統一朝鮮の軍事力は当然、日本に向けられ
日本の安全保障の再考も必要となるかもしれません


現行進んでいるロシアとの平和条約はその近未来の
予期せぬ朝鮮半島の社会主義国家の出現に対する
包囲網の準備なのかもしれません


南北統一が中国を中心とする全体主義的覇権国家の中に組み入れられるのか
アメリカを中心とした自由と民主主義世界の平和の砦を守るのかは
まさに余談の許さない状況になってきました


南北統一が天一国到来となると聞かされてきた摂理観からみれば
何という代わり様でしょうか・・


金日成から三代目の金正恩は本当に神側に屈服し祝福を受容して
神韓国朝鮮の先頭に立つと信じるべきなのでしょうか


もし今も統一グループが摂理の中心であると自負するならば
2020年までに果たすべき責任とは何を指すのでしょう


430の氏族メシアの復帰を勝利すれば
本当に天一国が実現するのでしょうか?
そして2400億の絶対善霊たちがその為に清平を中心に
全祝福家庭を協助をしているというのでしょうか?


客観的にいえることは家庭連合も他のグループも
その具体的な目標とは程遠い状況にあるということだけは確かなようです


神は残念ながら朝鮮半島から離れて行こうとしています


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