神韓国が天一国となる為に

ソロモン王国繁栄の象徴である神殿や王宮の建設に
何十年も強制的に労働させられた人達がいました
「ソロモン王国の栄華」は多くの人間の苦しみと犠牲の上に
成り立っていたのです


また豪華絢爛な建物を神に奉納しても
その贅を享受できたのは一部の特権階級の人たちだけでした
聖書では「ソロモンが異教の神を崇拝するようになったので主から見限られた」
と書かれていますが
実際には王国の繁栄が一部の者たちだけの栄光で
国民の生活の豊かさに繋がらなかったからです
繁栄が自分たちに向けられていないことに気が付き始めた国民の不満が
やがて讒訴となりそれが反乱を引き起こし王国はソロモンの死と共に
南北に分裂してしまい再び統一されることはありませんでした


讒訴とは人々の不満から始まります
原理では讒訴の主体をサタンと定義しましたから
不満を駆り立てる背後にはサタンの狙いがあると見なければなりません


天一国を宣布した現代の統一王国
神韓国はどうなるのでしょうか?


今回はこの観点から現在の極東情勢を見つめてみました


日本が輸出規制をしたことを輸出禁止になったかのように国民の不満を煽り
日本製品の不買運動、渡航の自粛、親日積弊等、文政権は国を挙げて
大統領が先頭に立って反日を先導しています


国家間で取り決めた日韓基本条約や慰安婦合意は
国内の司法判断を国際条約の上に掲げ
国民の理解が得られなかったといえば
過去の国家間の条約や取り決めも全て無効にできると言っているのです


これを韓国では情緒法と呼び全ての法に優先するようです
実行時に適法であった取り決めに対して、事後に定めた法令によって
条約や取り決めを違法に処することを禁止することを国際法では
法令不遡及の原則と言います


それは過去の事例を現代の法で裁くことは出来ないと言うことです
もしそれが許されればどこの民族にも汚点はあるはずですから
人間は一人の残らず現代の法解釈で裁かれてしまうことになります


では何故、この文政権は歴代の日韓両政府が苦労しながら
積み上げてきた友好関係をいとも簡単に破棄してしまうのでしょうか?


国際条約である日韓基本条約を順守すること
仮に問題が生じた場合は第三者を入れた仲裁者を設定し
解決を図ると条約に明記されているにも拘らず
文政権は日本からの提案を一切無視してきました


また同じ価値観を共有していた日本に対して
危険なレーダー照射事件まで引き起こし
敵国のような対応をした韓国軍に対して
日本からの抗議を認めるどころか
論点をすり替え虚偽の言い訳を繰り返す始末でした


こうした韓国の不誠実な対応に日本政府は初めて声を上げて
まさに毅然とした対応をしたのが輸出規制でした
しかしその通達をするや否や血相を変えて怒りをあらわしたのです


「日本の無謀な決定に対して、我が国はWTOに上訴し、必ず国際条約を守らせる」
と声を荒げたのです
また会見では
「人類の普遍的価値と国際法の大原則に違反する」と訴え
大統領自身が感情をむき出しにしながら
あたかも正義の使者のように日本を恫喝し息巻いたのです


自分が条約や合意を無視しているのに
まるで何事もなかったように普遍的価値や国際法を守れというのですから
呆れてものが言えません


国民に向けての表明文には
「我々は二度と日本には負けない。今日の韓国は、過去の韓国ではない」
「日本の挑戦に屈服すれば歴史は再び繰り返される」と
まるで今にも戦争が起こりそうな口調で執拗に反日感情を刺激するのです


韓国における日本の痕跡を根絶しようとするこの政権は
国民を憎しみで一つにしようとするのでしょうか?


この異様な政権はことあるごとに人権や普遍的価値を振りかざすのですが
不思議なことに中国のチベットやウイグルでの弾圧、迫害
北朝鮮の人権蹂躙に対しては一言も触れません


こうした反対意見を煽り対立させることを唯物弁証法と言います
主体と対象を分断させて憎しみを惹き起す正反合理論は
今までも共産主義者の常套手段だったのです


米国での黒人差別問題が大きな問題になっていますが
背後には白人を敵として憎み不満を煽るような極左組織があることは
余り知られていません
中国を先頭に人権擁護の仮面をかぶった共産主義者がまさに世界中に
その姿を現してきています


摂理の中心がサタンに侵入されると
分裂が始まり次第に崩壊するのが歴史の教訓でした


第三イスラエルは統一運動をする自分たちだと自負してきたのでしょうが
復帰歴史は中心人物や中心民族が失敗すると分裂するのです
そして外的に打たれるという悲劇が実際に起こるのです


統一運動の歯車が噛み合わなくなっています
そのことに気が付き分裂を回避し修正しなければ
ある日突然、患難は青天の霹靂のように来ることでしょう


能天気に王宮の献金摂理を奨励している日本の幹部は
魂を売り只の抜け殻になってしまったのか
世界情勢が混沌としている現状を見て見ぬふりをしているのです


香港の民主化運動を導いてきた青年たちは今や
公に声を上げれば拘束され逮捕されてしまいます
香港国家安全法に憂慮する米国や日本を含めた27か国の国々が
中国の暴挙に対して声明文を国連で発表しましたが
韓国はその中には入っていません


問題は香港で終わるのではなく次は台湾がその標的となり
日本の尖閣諸島も中国の覇権主義に恐喝され続けています
対話と平和を自慢した文政権も情勢は一転して
北の核からの脅威は増すばかりです


王宮建設さえすれば朝鮮半島が平和的に統一され
香港も台湾も尖閣も中国からの軍事的脅威がなくなり
北朝鮮は核兵器を断念するとでもいうのでしょうか?


国民を分裂させ不満を日本に向けさせる韓国は
その不満がやがて讒訴となって自らに降りかかって来ることでしょう


人間は身体と言う神の宿る神殿を既に持っています
外的な王宮を建設し栄華を誇ったソロモン王国も崩壊して行ったのです
それは自分たちの栄光を顕す態度にサタンの侵入する讒訴条件を取られたからです


神韓国が天一国になるためには
王宮建設の資金は天一国の為につくした信徒に還元し
又貧しい世界の人たちの為にこそ注ぐべきなのです

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