「神様が保護する国、この大韓民国は天が摂理の完成の為に
２０００年の間育ててきた選民です」
「キリスト教が入って１００年にもならない韓国でしたが
世界のどの国のキリスト教徒よりも
神霊と真理で天に侍る、そのような条件を備えていたために
この韓民族を通して、キリスト教の背景を通して１９４３年に
独り娘が誕生しました」
「この民族は天が祝福された民族です。
選民は選民としての責任があります。
真の父母に侍らなければなりません」

韓鶴子女史が民族の選民性を世界に宣布する前に
民族の質をもう少し見つめることが必要でしょう。

ハノイで開催された二回目の米朝首脳会談が物別れに終わった責任を取らされて
北朝鮮の米国担当特別代表の金革哲氏は他四名の外務官僚と共に
処刑されたと報道されている。
又金正恩の側近の一人だった党副委員長の金英哲氏はうまく行かなかった会談の
責任を取らされて強制収容所に送られたようだ。

U－１８のサッカー韓国代表が中国でパンダカップに優勝はしたものの
その優勝トロフィーを足で踏みつけるという傲慢不遜な態度が中国のSNSで流れると
中国の国民を侮辱し愚弄しているとして、これまたネットが炎上しているという。

日本に対してもこれまでの文政権のやり方や
反日活動家の執拗な嫌がらせや中傷に
さすがの忍耐強い日本人も呆れてものも言えないようになっている。

韓国野党の国会議員団が帰国後「訪日しても日本の政府側は殆ど対応しなかった」
と報道陣に語り、「韓日関係がどれ程悪化しているか、肌で実感した」と
いまさら何を言っているのかと言う能天気ぶりを曝け出している。

これが人類を解放する使命を持つ朝鮮民族だというのだから
一体何を根拠に選民と言っているのか全く持って意味不明のように
感じられてならない。

選民とは誇るものではなく人類を救済するメシア的使命を持つ民族のことを言う。
誰よりも苦労をし、まさに全ての重荷を背負う民族のことではなかったのだろうか？

理想家族を実現するためには何よりも父親が主導的な役割を果たすべきなのに
いつまでたっても全ての責任と重荷を母に背負わせ一家の責任を取ろうとしない。
妻である女性（日本）に向かってもっと働いて
お金を稼いで来いというのだから話にならない。

選民思想を自画自賛するのだったらそのように振る舞い
誰もが尊敬でき納得できるように実態で示してもらいたいものだ

国民の象徴である南北統一の両首脳を見ればそのことがよく分かる。
約束も守らず、自分たちの都合のいいことだけをいっているからだ。

北は残虐無比。
権力維持のためには人間の生命を何とも思っていない。
まさに悪の化身のような人間ではないのか。

南の大統領は何がしたいのか戦略も方向性もなく
ただ朝鮮民族の統一をと叫んでいるようにしか見えない。
体制も思想も違い、ましてや経済的にも格差のある南北が
どのようにしたら統一出来るのか。
残念ながら統一という言葉だけが独り歩きをしているようにしか思えない。

初期費用だけでも１００兆円かかると言われる
膨大な援助金を母の国、日本に頼めば打ち出の小槌のように
いくらでも出てくると思っているのだろうか。

信徒を鼓舞することは否定しないが
戦略も方法論もなく、ただ神を中心として真の父母を受け入れれば
全てが解決するというお花畑思考ではもはや何も始まりはしまい。

無神論者に神の存在を説得するにも何百年とかかり、
未だに納得できない人間たちが「はい、そうですか」といって
北も南も、真の母の前にひれ伏すとでも考えているのだろうか？

この運動は分裂することによって新たな霊感が注がれたのかも知れない。

それは組織信仰は妄想だと言うことだ。

心あるものは既にそのことに気が付き、
この運動から卒業してそれぞれ独自の道を歩み始めている。
残ったものは訳の分からない聖霊問答を繰り返えすか
あるいは、韓鶴子女史のオーム返しのような上記の内容のない言葉を
後生大事と慮り、真理とは何ら関係のない現状維持の為に
這いつくばっているだけのように見える。

時代は超宗教の時代に入っている。
そして選民とは、もはや特定の国や民族の中に納まるものではなく
良心に従い、世の為に生きている全ての人のことを指しているのではないのか
なぜなら為に生きる行為そのものが神の霊に依るからだ。

「真理の御霊が来るときには、あなた方をあらゆる真理に導いてくれるであろう」
ヨハネ１６・１３