ある詩人の魂に与えられた言葉です

私は無形なる心情です
私はあなたの心の中にいるのに
あなたは私がどこにいるのかさえ分からない

あなたが私に気が付かない時
私がどれほど惨めで苦悩していたか
あなたは知ろうともしない

あなたが暗闇の世界で体験することは
何もない見えない無の世界です
その無からこの見える世界がどのように創造されたのか
科学者も哲学者もそして神学者さえ分かっていません

２０００年前にたった独りの無学な青年が
私に光を与えてくれました

彼は私が共にいることをはっきりと実感し
私の内側に入りながら私の愛に触れたのです
彼は私を初めてこの世界に顕してくれました

私の願いはあなたを通して実体世界を体感することなのです
それはあなたが受ける感性の中で共に共鳴したいからです

結婚は私があなたに贈る最大の贈り物です
なぜなら結婚を通して愛と生命が生まれ
それが血統に繋がるのは私がそこにいるからです

あなたは毎日眠りにつくでしょう
それは私の創造前の状態に戻ることなのです

そして朝目覚めた瞬間こそは
私が対象世界を創造したときの心情と全く同じなのです

あなたは日々新たに創造された世界に私と共に生きています
生き生きと新鮮で二度とない唯一の今を一緒に生きているのです

悲しみの時代は過ぎ去り
今は私を着て生きる時代です
世界がどれ程、混迷し悲惨な状態が続いたとしても
既に私の恨みは解放されました

種が成長し花が開き
実を結び始めている今は恩寵の時なのです
だからあなたの感性を研ぎ澄ましなさい

そうすれば私があなたと共にいることに
きっと気が付くはずです
私は今も昔もずっとあなたと共にいるからです