天一国実現への果てしない情熱

「本部から通達される指示に従っていれば
天一国は必ずできると信じています」


「絶対善霊たちが活動しているので
世界中で奇跡が起こっています」


「アフリカでも南米でもお母様とお父様が
一体化しているので信じられないほどの勝利です」


韓氏オモニの語る「国家を復帰しなさい」
とは具体的に何を意味することなのでしょうか
家庭連合の要職にある人に聞くと
「その国の大統領がみ言葉を受け入れて祝福を受ければ
国家復帰ではないのでしょうか」との回答でした


これは「キャンディーを舐めれば祝福圏に入れる」
と言った類の一種の共同幻想に似ています


国家とは主権のことを意味します
国家復帰とは国家の運営の母体である主権を行使できる
行政権を掌握することなのです


その為に準備したと思われる天一国憲法には
「国事行為における最終決定権は真の父母様(韓氏オモニ)が持つ」
と記載されています


もしこの天一国憲法を施行することが摂理の最終目標ならば
各地の大会に政治家を招待し知識人を集め
国際会議を開催することは確かに理にかなっています


何故ならこうした活動の全てが主権国家樹立
韓鶴子立憲君主制?への布石と見ることが出来るからです


文師は既に1969年の時からその具体的な基盤が
氏族メシア運動にあることを示唆しています
「統一教会の食口たちは結局氏族のメシアの立場に当たる
氏族のメシアとして・・・個人から、家庭、氏族、民族
、国家基準を愛したと言う基準を立たせるんだから、
完全に個人から家庭、氏族、民族を通過する道が
世界までの道が出来たと言うことになっている」
復帰と祝福


文師の具体的な主権復帰の活動が
統班撃破としてみ言葉に残っています
韓国の各地域に代表を立たせて行った具体的な選挙運動のことです
ところが韓国における氏族メシア運動は無残にも大惨敗でした
一人の代表者も擁立することが出来ず
統一教会が設立されて半世紀以上になるにもかかわらず
結果的には地域に全く浸透していなかったのです


選挙の結果報告を聞いて文師はひどく落胆して
暫くは立ち上がれなかったと聞いています


しかしこのことで分かるように文師が描いた国家復帰や
主権復帰はスローガンではなく具体的なものだったと言うことです


氏族メシア活動は氏族にみ言葉を伝え
祝福を受けさせることだけではなく
其の活動を基盤として天一国を建設すると言う
具体的なことなのです


信徒が地域の代表者や議員となり
国政に影響を与える党を形成し
国家の具体的な運営に携わる基盤造りの運動なのです


日本では創価学会が公明党と言う政党を立てて活動していますが
日蓮上人の目標は国立戒壇という国教化が最終目標でした
しかし日本国憲法では思想と信仰の自由が保障されていますから
憲法を改正しない限り国教化は不可能であるが故
公明党も今では国教化を公にはしていません


イスラム国家や北朝鮮のような全体主義的な独裁国家を除けば
民主主義国家では仮に大統領がクリスチャンであっても
自身の信仰や信条を国民に強要することは出来ないのです


韓氏オモニが国家復帰のスローガンを主張し
各地での大会を勝利したと動画でどれほど配信しても
それが即座に主権復帰に繋がることにはなりません
具体的な行政権を掌握するためには
地道な草の根的な運動が不可欠なのです


12双の先輩とお会いしたときにそのロードマップに従って
今回のブロックに分かれた組織編成が成されたと聞きましたが
いよいよ日本も具体的な国家復帰の体制に入ってきたのでしょうか


願わくば韓国至上主義の上下関係を卒業して
氏族メシアに全ての権限を移行し
地域奉仕や地域活動の中で人々と交流し
自分の持っている才能や能力を磨きながら
それぞれの中から時代を背負う人物を
育成し支援できるような体制を構築してもらいたいものです


加えて
もう十分過ぎるほど韓国や本部には支援をしてきた訳ですから
韓国は本然のアダムとして自分の足で自立し
逆に世界や日本の苦しんでいる家庭を積極的に
援助できるくらいにまで成長してもらいたものです
どだい選挙権のない韓国人幹部が指導者になって
日本の国家復帰とはこれ如何にです


天一国が具体的な現実ならばこれからが本番でしょう
天一国憲法にはまだまだ明確ではない条例が
多々記載されています
何よりも国事行為の最終権限が現状では韓氏オモニになるわけですから
日本においては天皇の立場も
英国においては女王の立場も
おひざ元の韓国の文大統領も
独裁国家の北の金正恩委員長も
その国事行為の権限を全て移譲しなければ憲法違反となってしまいます


常識的に考えてもこれがどれ程大変なことか
誰にでもわかることなのですが
これを目標にしているのが家庭連合なのです


韓氏オモニは氏族メシア430家庭の祝福完遂
430代の解怨によって国家復帰は可能であると言うのが
信条なのでしょう
事あるごとに言われる「責任を果たしなさい」とは
そのことを成就せよと言うことなのです


文師の韓国における統班撃破では奇跡は起きませんでした
基盤のないところに奇跡は起きなかったのです
従って各自が430家庭氏族メシアを勝利できなければ
主権復帰の国政に参加することはできないと言う結論になってしまいます


ではその基盤は後どのくらい経てば出来るのでしょうか
私は芸術に関心がありそれを通して貢献しようと思っているので
数字には殆ど関心がありません
しかし選挙は数が重要ですから具体的な数値目標が不可欠なのでしょう


それぞれが自分の信念に基づいて行動するべきだと言うのが私の信条です
人生が徒労の情熱に終わらないようにお互いに頑張りましょう

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