天国へ一番先に入りたい家庭連合

親しい友人から暑中見舞いをいただきましたので紹介します


「暑中お見舞い申し上げます
さて、先日カンボジアにお帰りになる髙山良二さんと前日東京で歓談しました
一昨日、広島で講演し、今日カンボジアに向けて発つために上京されました。・・・
この高山良二さん、自衛隊のPKO活動でカンボジアに派遣されたのが
そもそもの始まりでした。


その後、自衛隊を退職すると
再びカンボジアに行き、もう16年間地雷撤去活動に邁進しておられます
その間、現地で雇って地雷撤去活動をやっている人をもう7人も犠牲にされています。


「私は71歳ですが、残りの人生はすべてこれに捧げます」
とおっしゃっています。


地雷撤去はもう3000発、爆破されました
しかもそれをやりつつ、地域の経済を興すために
日本の企業を誘致し、4社を誘致、1社を現地設立され
さらに日本の支援者の協力を得て
各村々に井戸を約130基設置されています
日本の学校や企業やロータリークラブ、ライオンズクラブ、倫理法人会など
各種団体が応援しておりテレビでも何度か放映されています・・・・」


ポルポトの独裁政権下では何百万も無辜なる命が犠牲となりました
その時のポルポトが残した地雷が各所に埋められていて
カンボジアにはまだ400万から600万個放置されていると言います


大地を神が創造された本然の状態に戻し
そこに住む人たちの生命を守る高山さんの姿には
神から与えられた崇高な使命さえ感じるのです
世界中では今も昔も高山さんのように
世の為に奉仕する人は沢山います


翻って世の救済を目標とする家庭連合は
祝福と先祖解放が天国への切符と教え
ひたすら教勢拡大をおこなっています


祝福の本質は心情の復帰が最も大切なことなのに
祝福を受けた人数達成が目的化してしまっているように見えます
数字が独り歩きをして勝利だと宣言する姿勢には
昔から疑念を抱いてきました


何万双祝福、何億万双祝福と言って宣言した瞬間から
その基台が壊れていく現場を何回も見て来たからです


献金も何よりも目標達成の勝利宣言ありきで
献金額が集まる前から報告上は勝利とするのです


後はそのつじつま合わせを下に命じて
その為に苦労した婦人部長さんたちの嘆きの声を
何度も聞かされました


こうした教会の風潮は今も世界中に流される
週刊ブリーフィングに見ることが出来ます
例はよくないかもしれませんが
朝日新聞等も最初にこうあるべきと言う内容が先にあって
後はそれに即した記事を書いているのと同じです
事実を曲げる偏向報道にはマイナスになることは
いっさい表に出てこないのです


日本の兄弟姉妹が身を削って献金したお金がどこにどう使われ
何に投資され今どうなっているのか報告は皆無です
時たま風の便りにあれも売りこれも売りと聞く程度で
悲しい事に献金する側も無関心
献金される側は摂理と言っておけばいいのです


こうした人間がいくら集まっても天国は出来ません
祝福も売買、解怨も売買
これが異常であることは誰でも分かるはずなのに
奇々怪々、魑魅魍魎、
信仰とは恐ろしいものです


天国は如何に人の為に生きたかが勲章なのです
それは目に見えないところで神のみぞ知る徳を積んだ
高山さんのような人たちがその栄光を受けるところです


自分の救い、自分の二世の祝福、自分の先祖の解怨
「天国へ一番最初に入ろう」
と先を争っているのが今の家庭連合です


もともとは人格を形成して
「天国へ一番最後に入ろう」いうのが
統一教会でした


いつからどこで歯車は狂ってしまったのでしょうか

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