摂理の最終目的はどこにあるのでしょうか?その2

文師が生涯を通して闘ったのは天使長の復帰でした
何故なら天使長は神の弟だったからです
文師はその天使長と兄弟になることが
復帰の重要な摂理だったのです


次回に続く


その2


神(兄)と天使長(弟)はエバを中心に分かれてしまったのが
失楽園の物語です
だからアベルとカインは兄弟が一つになれば
メシアの為の基台ができるので
エバを復帰できる条件が立つ摂理をされたのです
しかし結果は失敗に終わりました


その大きな原因がエバでした
憤りを感じたカインは愛の減少感を感じたのです
堕落の結果、神は直接カインを愛することが出来なかったのですが
もしエバが天使長の血統であるカインに対して
心から悔い改め無条件に母子協助をしたなら
カインは殺害にまで及ばなかったはずです


1991年 文師が金日成と会って何をしたかと言えば
天使長との「兄弟の契り」を交わすことでした
アベルカインの国家的レベルにおける南北融和を条件に
その基盤の上で基元節を行うことを考えていたのでしょう


基元節に関連する文夫妻の三回の結婚とは
何を意味するのでしょうか?


「不幸にも人類は堕落の末裔となって暮らしています。
したがって人間は、誰彼を問わず真の父母様を通した
重生、復活、永生の三段階祝福を経て誕生してこそ
完成した人生を送ることができるようになるのです。


一回目の重生は個人レベルの復帰祝福です(アダム)
二回目の復活は家庭と国家レベルの復帰祝福です(イエス)
三回目の永世は世界的レベルの本然の祝福なのです(再臨主)


この三回目は復帰ではなく堕落前の祝福なので
神の創造本然の祝福となるはずでした


顕進」なくして基元節はありえないと言われた文師の真意は
本然の祝福完成は三代の基盤の上にアベル圏とカイン圏が一体となって
世界的に実施されなければならなかったからです


文師は神は兄であり天使長は弟だと言いました
神の家庭が完成した13代目に天使長の祝福を考えていた
と言われた13とは三代にわたる四位基台
即ち12数の完成の上に真の父母が
神の位置(祖父母)に上がることによって
天使長が13番目に祝福を受けられると言うことだったのです
それはまた天使長圏にある人類を解放する
最後の文師の祝福でもあったはずです


基元節のD・Dayとは第二次世界大戦の
勝利の出発となった日の作戦名と同じです
連合軍のノルマンディー作戦に乗じて
サタンとの戦いに終止符を打つ
新しい天一国の出発に重ね合わせたのです


2001年1月13日の神様王権即位式から12年を経て
2013年1月13日に予定された基元節には
実体的な国家的条件がどうしても不可欠でした
文師はそのアベルカインの条件を南北統一に見たのです


具体的な摂理観を言えばその南北を一つにする立場の
エバ国日本は二つの象徴的な失楽園の復帰を
国家的にしなければなりません


一つは愛されなかったカインに無条件に尽くす母子協助です
それが拉致問題なのです
日本人の拉致被害者を通して神が教えていることは
拉致は日本人だけではなく北朝鮮国民がひいては人類全体が
サタン圏に拉致されているということです
日本人救出は当然のことながら
北の国民を助ける為の支援をすることが
何よりも重要なことになるのです


もう一つは慰安婦の問題です
何故この問題が解決しないのかと言えば
これこそがエバの堕落の原因だったからです


そのエバの過ちを国家的レベルで悔い改める必要があったのです
これは韓国と日本の問題と言うより
世界の性問題を象徴しているのです


従って積極的にエバ国日本が中心となって
女性の人権や性の問題に対して
正しい家庭倫理を世界的に主導する立場にあるのです
これこそが祝福運動の本質となるのです


では基元節は完了したのでしょうか?
残念ながら完了していません


摂理は一体化できない時に常に問題が起こってきました
文師が基元節を迎えることが出来なかった萌芽は
真の家庭の内部で始まっていたのです


それが弟のような立場で天使長の使命をもって
真の家庭の中に側近として仕えていた
金孝律とオモニの関係でした


金孝律に影響されたオモニが霊的にアボジと離反し始めたのです
それが晩年の文師が怒りを隠せずに金孝律とオモニを名指しで
前に立たせて激しく叱責した理由なのです

「お前たちはルーシェルよりも悪い・・・


オモニはその天使長を乗り越える最後の3%を乗り越えられなかったのです
それは母の役割を完全に見失い自分が主体になってしまったからです


オモニを褒めたたえ祭り上げている者たちが教権幹部たちです
彼らは摂理の本質を薄々知りながらも知らない振りをして
信徒を惑わせ統一家を分裂させている
まさに元凶者たちなのです。


従って最終摂理は南北統一の動きと連動して
三代を立たせる原則が残っているため
実体でそれを誰かが継承して完成させなければなりません


摂理の中心は今も昔も創造主である神様です


桜井正上さんのブログにアメリカでの体験報告が書かれていました
そこにはアボジが出会った神と自然を通して同じように遭遇した
顕進様の証」が述べられています


是非一読されることを勧めます


黙示録の成就である基元節には国家基盤がどうしても必要です
だから南北統一なのです


共産圏は70数を超えられない」というのが文師のみ言葉です
1948年から70年、今年、北朝鮮は70数を迎えました
金正恩は霊界から押されるようにして南北和解交渉を始めています


1949年から共産国家となって来年で70数を迎えるのが中国です


これらの外的環境圏は神の摂理の最終局面を示しています
2019年3月1日の韓国の独立運動の記念日を出発として
南北統一が本格的になり共産圏も劇的に変わる
分岐点を迎えようとしています


摂理の勝敗には常に人間の責任分担が問われます
本来それを導く中心は統一家でなければならなかったのです
そしてその実体基盤が氏族メシア運動を中心とした
我々の全ての摂理機関なのです


その南北統一運動を真剣にいま推進しているのは
一体誰なのか?
そして摂理の中心がどこにあるのかに
真剣に気が付く時なのです


復帰原理も堕落論もその役割を終えて
後天時代は創造原理が始まる時代です
それは神を中心として完成された家庭の三代が
この地上に国家レベルの基台の上に現れる時なのです


文師のみ言葉にこんな言葉があります


「復帰のサタン世界においては女一人では
国家を中心として戦ってはなりません。
必ず男と二人で一つになって共同作戦をすることによって
一つの基盤をなさなければならないのです


この為にキリスト教の内的摂理として国家復帰の為に
霊的集団が第二次世界大戦の終了時にアボジの周りにいたのです


三段階の女性集団が
金聖道、許孝琳、朴老母
男性集団は
白南柱、李龍道、金百文


この男性と女性の流れが一緒になって摂理を進めることが
必要だったのですが一体化できずにその犠牲となったのが
第一のお母様の家庭です


それはまた人類が第二次世界大戦の世界的な
蕩減条件を払ったにも拘らずキリスト教が
文師と一体化できなかったことにより
南北が分断され摂理が振出しに戻ってしまったことはよく知るところです


文師が常に摂理の中心を二人で進めてきた理由は
霊的な聖霊しか頼れなかったキリスト教の実体復帰がそこにあったからです


第一のお母様はキリスト教が文師と一体化していれば
そこで世界的な祝福が可能となったはずです
その時独生女は第一のお母様の名称になっても良かったのです


祝福は実体の男女によらなければ
霊的救いと同じ次元に戻ってしまいます
だから文師はその伝統を建てるために
三代の勝利基準を必要としたのです


原理は徹底して四位基台の家庭が基本になっています
オモニの決定的な間違いは
神の創造目的が四位基台にあり自らは祖父母の位置に立ち
祝福の伝統の継承を子女様に任せることをしないで
家庭を崩壊させ一人になってしまっていることです


み言葉にあるように国家的レベルを超え
世界的摂理を継承するためには
女性一人では戦えないというのが原則なのです


顕進様は昨年アメリカの善の天使長圏(キリスト教、超宗教圏)を従えて
韓国にアダムの立場で帰国したのです
アベルとカインである善の天使長圏が一体となっているときに
問題となるのは常にエバなのです


アダムと天使長を復帰して支える立場であるにもかかわらず
主管性を転倒して混乱させているのが現在のオモニであり
外的にはエバ国の日本の家庭連合なのです


直系の子女様が勝利される第四次アダム圏が到来する時が近づいています
その始まりを見るのが来年の独立記念日と称される3月1日なのです
それはまた第二次世界大戦で一体化できずに分断されてしまった
南北統一の再現なのです


「また御座から大きな声が叫ぶのを聞いた、見よ、神の幕屋が人と共にあり、
神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、人の目から涙を
全くぬぐい取ってくださる。
もはや死もなく、悲しみも叫びも、痛みもない、先のものが全て過ぎ去ったからである

黙示録

×

非ログインユーザーとして返信する