ワクチン論争

SNS上で相変わらずワクチン接種に対する情報が錯綜しています 特にネット世代の若者は情報に影響されるのか ワクチン接種に対する警戒心が依然として強いように思えます 接種後の副反応が十年後に出てくる ワクチンはDNAに影響を与え、生殖能力に影響を与えるので不妊になる ワクチンの中にはマイクロチップが含まれている ワクチンは人類を滅ぼそうとする某国の陰謀 まさに都市伝説のような記事が溢れています 人…

先祖解怨と日本のお盆

こういう詩があります 「今日はお盆 一日こころ静かに 妻にも子にも温かい心で接し 人を恨まず人を傷つけず 父を思い母を思い 仏(神)に繋がる有難さに充ちて 草にも木にも水をやり もろもろの恩に感謝しよう」 坂村真民 人間は堕落の血統だと教えられ それが人類始祖のアダムとエバから始まったので 先祖は全て罪人だとして否定することから始まるのが堕落論です 歴史の悲劇、惨状、憤怒、憎悪、戦争 ありとあら…

第四次アダム圏とは 私的見解

「宗教の目的は独りのアダムを立たせることでした それは神の似姿として創造したアダムが神の実体となることが出来なかったが故 歴史を通してアダム一人を求めてきたというのです」文鮮明 釈迦の悟りもムハンマドの教えも歴史上の偉大な宗教家も哲学者も 彼等の修行の目的は敢えて言えば神のような人間になることでした 原理の驚くべき主張は第二アダムと言われるイエス様の目的は 神の理想を完成するためには女性が必要だ…

日本における国家復帰とは

「神が身体という限定された物質体を創造した意図は 神の霊性の中心である心情における自由、平等、博愛を 限定された肉の内で実現したかったのだ」と述べたのは 人智学を提唱したルドルフ・シュタイナーです 彼は「社会問題の核心」と言う著書の中で 人間の精神性が向上した社会共同体では 何よりも精神における自由が大切であり 社会的な法生活では万民の平等を保障し 社会の基盤となる経済においては互恵関係の博愛が…

日本の美しい言葉と作法

炎天下で汗を流して働いて疲れ切った人に そっとお疲れ様と声をかけてあげる 誰にも知られない陰のようなところで 縁の下の仕事をしている人に お陰様ですと感謝の思いを持つ 難しい困難な仕事をしてもらった時は 有難うと言う 疲れも、陰も、難しいこともその言葉を聞いた瞬間に 疲れが癒しに変わり、陰に光が射し、難しいことが感謝となる 禅の老師は 南無阿弥陀仏とは 現代の言葉で言えば 南無がありがとう 阿弥…

知的認識を超えた世界

真理に対する人間の探究心は結局、自己存在の根拠に対する探究です 宗教も哲学も科学も人間の存在の根拠がどこからきて その根源とどのような関係にあるのかを一貫して追求してきました その根源を求める為の人間の武具の一つが知的認識です 認識には言葉が介在しますから真理を理解するとは言葉の意味理解でもあるのです では言葉は真理をどのようにして認識できるのでしょうか? 仏教、特に禅の教えでは否なのです 言葉…

霊的覚醒の為に

自己否定と無心とは違います 教会生活では堕落によって自己中心的になったと教えられると 自分の欲望や欲求を否定してアベルに従うことが 正しい信仰の道だと信じている人がいるかもしれませんが これは単に自己を抑圧して誰かの指令に従うだけで 一時的に自己否定をしているだけなのです その証拠に何年たっても自己中心性は無くなりません 無心とは通常の生活において如何にして本来のあるがまま 平常心の状態で生活が…

権力と権威の危険性

権力に対する欲望は政治家のみならず あらゆる指導者にとって最も魅力あるものなのかも知れません しかしこの権力を正しく理解しないと多くの人間を苦しめることになるのです 特定の国家が影響力拡大の為に、政治的、軍事的、経済的な力にものを言わせて 他国に介入し、他国の領土や主権を侵害することを覇権主義と呼びます この覇権主義は古くはヨーロッパを中心にキリスト教の布教という大義名分を翳して スペインやオラ…

覚醒する時代

書店に行くと精神世界の書物が沢山あります その中でルドルフ・シュタイナーの本がかなりの数で訳されています 日本にシュタイナー思想を本格的に紹介したのは 当時、鎌倉の長谷に居を構えていた高橋巌さんでした まだ精神世界の本が一般的になる前の頃です 高橋さんは元々、慶応大学の美学の教授でしたが、シュタイナー思想の深淵に触れ これを霊性の枯渇している現代に何とか伝えようと教授職を辞して シュタイナー研究…

祝福家庭の皆様へ

1.12弟子の失敗を繰り返してはいけません イエス様が最後の道を行かれるときに「最後の晩餐」でパンと葡萄酒を与えたように 私もあなた方に私の血統の種を与えたのです。 それはあなた方に私の血と肉を継承させ将来はそれぞれが氏族のメシアとなって 真の父母の位置に立ってもらいたいからです。 私が何故、基元節の前に聖和しなければならなかったのか あなた方はもう一度祈ってみなければなりません。 サタンは最も…

第二地区希望前進礼拝を見た感想

韓国の日本に対する歴史認識は反日種族主義に根ざしています 反日種族主義とは日韓併合は全て悪だと決めつけて 併合時代の負の側面を強調する考え方です 「反日種族主義」の著者である李栄薫元ソウル大学教授は 日本の併合時の事実を客観的に分析した結果 韓国で教育された内容がほとんど嘘であることを発表して大きな衝撃を与えました 教授の講義を受講した学生たちの感想を聞くと次のような反応を見せると言います 「今…

新しい光の下に・解放された精神

宗教の教典は聖書、仏書に限らず人間の閉ざされた心の隷属状態から 解放し精神に於ける自由を与えるものでしょう エジプトで文字通り奴隷状態であったイスラエルの民を率いたモーセは 紅海を渡りシナイ山で与えられた十戒でイスラエルに光を与えました 同じようにキリスト教は十字架の死に象徴される愛と復活によって 人間を精神的な隷属状態から解放しようとしました ユダヤキリスト教に限らず宗教の目的は人間の精神的解…

天国の王座で家臣を待つのが真の父母なのか?

如何なる時代も一世紀ぐらいが過ぎると 過去に対する検証が必要となります それは過去を知らない世代が胎動してくるからです その新しい世代に対して教育や歴史の真実を できる限り客観的に正しく伝えないと 歪んだ思想や思い込みがその世代の中心となってしまいます 教育が客観性を失うと往々にして 時の権力者にとって都合の良い歴史観や思想だけが真実のようになるのは 権力者の常套手段だからです バイアス(偏見)…

摂理観を失った統一運動 その3

新たな安全保障体制 中国の先端技術は米国並みに近づいていると述べました 宇宙開発においても既に月に着陸できる高度な技術を取得し その技術は宇宙空間における軍事衛星の破壊さえ可能となったようです 現代の軍事戦略ではサイバー空間を支配することがコンピューター化された 兵器の明暗を分けるので中国は莫大な国家予算を充ててその開発に余念がありません この最先端技術はサイバー戦として既に米国大統領選挙等にも…

摂理観を失った統一運動 その2

経済と軍事力の強化 中国が米国の軍事力に大きな衝撃を受けたのは1991年の湾岸戦争でした デジタル化された兵器の使用によって短期間にイラク軍を壊滅させた米国の軍事技術は 近代戦争が兵士の数だけでないことを示したからです その後の中国の軍事戦略は一転して米国と友好を保ちながら 従来の陸海空の人的増強だけではなく科学技術の導入による 米国型軍事国家を目指すようになったと専門家はいいます その中国は経…

摂理観を失った統一運動 その1

「闘争の歴史・・・財産を奪い、土地を略奪し、人間を奪いあう闘争は、 人間社会の発達と共に展開され、今日に至るまで悠久なる歴史の期間を通じて、 一日も絶えることなく続いてきたのである。則ちこの闘いは家庭、氏族、民族 国家世界を中心とする闘いとして、その範囲を広め、今日に至っては民主と共産の 二つの世界が最後の闘争を挑むと言う処にまで至っている・・」 原理講論・人類歴史の終末論より この闘争する世界…

私はいつもあなたと共にいます 恩寵と感性

ある詩人の魂に与えられた言葉です 私は無形なる心情です 私はあなたの心の中にいるのに あなたは私がどこにいるのかさえ分からない あなたが私に気が付かない時 私がどれほど惨めで苦悩していたか あなたは知ろうともしない あなたが暗闇の世界で体験することは 何もない見えない無の世界です その無からこの見える世界がどのように創造されたのか 科学者も哲学者もそして神学者さえ分かっていません 2000年前に…

真の家庭内に於ける確執

聖書の摂理的人物における兄弟間の確執にはカインとアベル、 イサクとイシマエル、ヤコブとエソウ、イエスと洗礼ヨハネ(父ザカリア)などが 象徴的に描かれています 彼らの確執によって摂理が延長したり失敗してきたと言うのが原理的な摂理観です 復帰歴史の目的が「理想のアダム家庭」にあるとすれば 理想実現の為の蕩減復帰の理論でいえば中心的家庭内にも 兄弟間の問題が出て来るとも言えます 組織が大きくなればなる…

この運動はどこかに無理があったのです

「みな底にちぢの光はうつれども昔の影は見えずぞありける」 水の底には、数限りない光は映っているが 光を与えた初期の姿は今は見ることも出来ない 理想は高ければ高いほど また高邁な教えであればあるほど 人間はその如くに生きることが出来ない自分の弱さに気が付くと 理想と現実の乖離の中でもがき苦しみます 絶対信仰 絶対愛 絶対服従 誰もが心の中では願っているのに何故できないのでしょうか? 祝福を受け原罪…

刻石流水

最後に残るものはその人がどのように生きたかです 大統領になる人もいれば、会社の社長に就く人もいます 有名人になって世の中の人気者になる職に就く人もいれば スポーツや音楽でスーパースターになる人もいます それぞれのご縁の中で今ある自分の立場を見つめた時 その自分の辿ってきた人生の軌跡に見えないものの配慮があったことに 気が付くことが大切なことだと思います トップになることだけが全ての人間の道でない…